買取ボブで警察沙汰になったというウワサは聞いたことがありますか?実は、実際にそのような事例が存在しているようです。買取ボブをこれから利用する方はこのままでは不安ですよね。
そこで今回解説するのが買取ボブで警察沙汰になった事例と背景、そして警察沙汰にならないための対策です。
買取ボブは安全に利用できるサービスだけど、まれにこういった事例があるようだね。不安な方はぜひこの記事を参考にして欲しいね。
「買取ボブ」利用で警察沙汰になった2パターン
わずか数例ではありますが、買取ボブ利用で警察沙汰になったパターンが2種類ありますので解説していきます。
パターン1:「使用済み」で警察連絡
こちらは利用者側が買取ボブでのトラブルを警察に相談したケースです。報告されていた事例は以下の2つ。
【事例1】
- 買取ボブに買取を依頼
- 買取を断られた
- 諦めて自分で使おうとしたら既に「使用済み」
- 「ギフト券を騙し取られた」として警察に相談
この事例1は買取を断られた後に自分で使おうとしたら既に使用済み=買取ボブが買取を装って不正にギフト券残高を騙し取ったとして警察に相談したケースです。
【事例2】
- 買取ボブに買取を依頼
- 振込は無事完了
- 買取ボブから「使用済みだから」と返金を依頼される
- 詐欺ではないかと不審に思い警察に連絡
こちらの事例は使用済みだからと買取後に返金を求められた事例で「使用済み」と偽り返金代金を騙し取ろうとする詐欺ではないかと警察に連絡したケースです。
上記2例はいずれにせよ、買取ボブが「詐欺行為を行っているのでは」と不審に思った利用者による通報というものでした。
いずれの事例も警察に被害を届け出たものの、警察は動いてくれなかったとのことです。
その他にもネット上には振込みされないといったトラブル報告もあったよ。
パターン2:買取ボブ運営から「警察に通報する」との連絡が来た
- 買取ボブに買取を依頼
- 振込は無事完了
- 買取ボブから「使用済みを売られたので警察に連絡して調べてもらう」との連絡
買取ボブが利用者が「使用済み」のギフト券を不正に買取依頼して換金代金だけを受け取ろうとしたとして連絡してきた事例となります。
裁判に発展したケースもあったね。
買取ボブに不安を感じているなら、現金化サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
換金率は80%程度と少し劣りますが、Amazonギフト券を購入したり、ギフト券情報を送ったりする手間もなく、着金までの時間も早いので、選択肢としてはアリだと思います!
元凶は「空売り」と「発行ミス」?対策は?
こうした買取ボブでの警察沙汰事例には原因・背景があります。そちらを踏まえて対策を考えていきましょう。
元凶は買取ボブ利用者の空売り行為とギフト券発行元
実は現在、買取ボブでは利用者による「空売り行為」が横行しています。
「空売り」とは、適当なギフト券のコードを入力したり、入力後すぐにギフト券を使用するなどして、換金代金を不正に騙し取る悪質行為のことです。
買取ボブはこのような利用者の対応に追われており、空売り行為は買取ボブの懸念事項となっています。
買取ボブは空売り行為により「使用済み」が売られるので「使用済み」を売られることに神経質になっているんだ。
こうした背景により「使用済み」を疑われやすいと考えられます。
また、こうした警察沙汰事例の原因はギフト券発行元にもあり、ギフト券の発行元による「発行ミス」の可能性もあります。
実はギフト券は、何らかのミスにより「残高がないギフト券」あるいは「他人と同一のコード」が発行されることがしばしばあります。
このような発行ミスに気づかず、購入時に既に残高のないギフト券を買取ボブに売ってしまっている可能性も否定できません。
こうした原因や背景が結果的に、利用者側からは「使用済みだと嘘をついて返金代金を騙し取ろうとしている」、買取ボブからは「使用済みを売って不正に換金代金を騙し取ろうとしている」として双方が警察に通報する流れとなったものと考えられます。
「空売り行為」と勘違いされ警察沙汰にならないためにできる対策
利用者側からすれば買取ボブに「空売り行為」と間違われないためにも「対策」が必要になってきます。
しかしながら、コードの残高を確認する手段は残高をアカウントに追加するしかありません。もちろんコードは失効してしまいますので、売り物にならなくなります。
残高が使用済みのギフト券かどうかなど知る由もないし、事前に防ぎようがないね。
そのため、買取を依頼後「空売り行為」と疑われてからはじめて対策できる、というのが現実です。
ゆえに、事前に以下の手順を理解しておき、「対策」をスムーズにできるようにしておきましょう。
- STEP1証拠保存アカウント残高や残高追加履歴をスクリーンショットしておきし、「未使用であること」と「残高追加していない」という事実を証拠として残しておく
- STEP2ギフト券発行元に確認ギフト券発行元に使用済みのギフト券が発行されていたことを報告し、対処を依頼する
- STEP3買取ボブにも連絡ギフト券発行元から発注ミスであったという連絡を確認できたら、STEP1で保存しておいたスクリーンショットとSTEP2で送られてきたギフト券発行元の連絡を提示し、「使用済みのギフト券を売っていない」というこを強調
もし疑われた場合でも上記をスムーズにこなせれば空売り行為への疑念を素早く晴らすことができるでしょう。
ギフト券発行元からの連絡が来ない場合はSTEP1で撮ったスクリーンショットだけでも買取ボブに送付して、使用済みのギフト券を売っていないことを証明します。
買取ボブは「詐欺業者」ではない
みなさんの中には「買取ボブが使用済みを嘘をついて返金代金を騙し取ろうとしている詐欺業者」と思っている方もいるかも知れませんね。
買取ボブは詐欺業者ではありませんが、以下のようなポイントが気になるところです。
- 運営会社はどこなのか
- 接客態度はどうなのか
- トラブルはないのか
- 身分証を提示する意味はあるのか
- 評判はどうなのか
詳しい内容は下記の記事で解説していきますので不安な方はぜひご参照ください。
ギフト券を取り扱わない「現金化サービス」で資金調達
ギフト券発行元の発注ミスは避けられません。さらに発注ミスによって買取ボブに空売り行為を疑われ、警察沙汰(裁判沙汰)にされるのも面倒です。
そのようなリスクを回避したいならばギフト券を換金する以外の方法で現金を調達するしかありません。
そのような方が選択肢に入れるのが「現金化サービス」です。ショッピング利用枠の余りを換金し、現金化することで現金不足を解消する金策となります。
お金が足りなくなったらギフト券を売るのがすべてではありません。ギフト券を利用しない現金化サービスを利用するのも一つの手でしょう。
まとめ
買取ボブでは警察沙汰になる事例もありましたがわずか数例にすぎず、1ヵ月の推定取引回数が30万回前後の買取ボブであれば基本的には安全に利用できるサービスとなっています。
ただし、ギフト券発行元が原因で使用済みを発行される可能性がある上に、空売り行為の横行で制裁措置が厳しくなっています。
一度でも空売りを疑われてしまうと警察沙汰になるリスクは充分に承知したうえで、他の現金調達方法も視野に入れておく必要があるでしょう。