まずはじめに、買取ボブ自体が『詐欺業者』ではないことを念頭に置いてください。
「買取ボブが換金代金を支払わない。詐欺に違いない」っていった事象にもきちんと理由があるんだ。そちらも合わせて解説していくよ。
買取ボブで発生している詐欺被害は、買取ボブ側ではなく、ユーザー側によるものです。そうであれば、買取ボブが被害を被るだけでユーザーには何の被害もないと思うかも知れません。
しかしながら、実はユーザーにも二次的な被害が及んでいるのです。買取ボブを利用する前に知っておきたい内容ですね。どういうことなのか今回は買取ボブで発生している詐欺行為に焦点を当てて考えていきます。
買取ボブの評判が知りたい方は下記の記事をチェック!
買取ボブ利用者による、詐欺の手口『空売り行為』
買取ボブ自体は詐欺業者ではありません。国税庁が実態を把握しており、古物商許可も登録済みの業者が運営しています。詐欺行為はむしろ「ユーザーから買取ボブ」に向けて行われています。
利用者による『空売り』詐欺
買取ボブ利用者による詐欺の手口は基本的に『空売り行為』です。
ご存じの通り、買取ボブではギフト券の残高追加用コードとその額面と引き換えに、額面の金額に「買取率」と呼ばれるレートをかけ算したものが換金されます。いわゆる「ギフト券買取専門サイト」ですね。
「空売り」とは、利用済みのコードを売って換金の代金を受け取る悪質な行為のことです。
でたらめなコードを打ち込んだり、買取依頼後すぐにコードを使って残高を追加してしまうことで、換金代金だけを受け取る悪質なものとなっています。
もちろん、買取ボブ側には買取依頼時に免許証の提示が求められるので「買取したコードが利用済み」の空売りをしたところで、すぐに空売りと発覚し、買取ボブが次のような制裁措置をとります。
借金に追われてもう後がないという人間が空売り行為に走ることがあるようだね。
買取ボブに不安を感じているなら、現金化サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
換金率は80%程度と少し劣りますが、Amazonギフト券を購入したり、ギフト券情報を送ったりする手間もなく、着金までの時間も早いので、選択肢としてはアリだと思います!
買取ボブは利用者の詐欺行為をどうしているのか
買取ボブにとって換金代金だけをかすめ取られる行為は著しい悪質行為であり、詐欺行為を野放しにしません。
以下は買取ボブの禁止行為です。
5. 無効な商品を送付する行為、商品が無効である事実を知りながら送付する行為、または他社買取サイト等に送付した同一の商品を送付する行為。
この「商品が無効である事実を知りながら送付する行為」こそが空売り行為であり、この行為が禁止行為によって明確に禁止されていることが分かります。
このような禁止行為に対して、買取ボブでは以下のような対処をもって必要な措置をとるとしています。
- 本規約に違反する行為の停止を要求します。
- クレーム・請求等の解消のための協議を行うことを要求します。
- 当該違反行為による損害の請求を致します。
- 本サービスの利用停止処分とします。
上記のように対処しています。空売り行為に対する対処は主に2,3に基づき、メールや電話での協議や民事の損害賠償(法的措置)となるケースが多いですね。
空売り行為のような詐欺を行ってもこのように制裁措置をとられるだけ。悪質な行為は止めよう。
優良な利用者への二次的な被害も発生
空売り詐欺が与えている影響は何も「買取ボブ」だけではありません。空売り詐欺が横行する背景を受けて、以下のような被害が発生しています。
- 被害例1:『返金して欲しい』
- 被害例2:『振り込まれない』
- 被害例3:『換金処理が遅い』
空売り詐欺の横行により、買取ボブは空売りを懸念して神経質になっており、利用者が空売りを疑われやすい状況となっています。そのため、上記のような被害が二次的に発生しています。
これが傍目では買取ボブが詐欺を行っているように見えるのでしょう。
買取ボブで発生しているトラブルについては以下の記事をご確認ください。
被害例1:『返金して欲しい』
買取ボブは空売りが発覚した時点で利用者に換金代金の返金を求めます。
しかし、この被害例では残高未使用のコードを売っても換金代金の返金を求められています。「換金したお金を返して欲しい?詐欺では?」と買取ボブを疑うのも無理はありません。
しかしこれは一体どういうことなのでしょうか。
この原因はギフト券の発行元にあります。
ギフト券の中にはせっかく購入しても「空残高発行」となってしまうケースがあります。実際に各種ギフト券では、
- 購入後にアカウントに残高を追加しようとしたら「すでに登録済み」と表示された
- コードをすぐ使おうとしたがすでに別のアカウントに登録されていた
- 知らない間にアカウント登録済みになっていた
といった被害が多発しているようです。
こういった背景から、そもそもギフト券を購入した時点でコードが使用済みになっており、それに気づかずに買取ボブに売ってしまったという説が有力です。
さらに買取ボブ側では空売り詐欺を警戒しているので、返金を強く求めてくるという負の連鎖となっています。
つまり、悪いのは買取ボブではなく、ギフト券の発行元と考えられています。詳しくは以下の記事をご覧ください。
また最悪の場合、買取ボブが空売り詐欺であるとして、換金代金の返済を求めて裁判のような法的措置を取るケースもあります。詳しくは以下の記事をご覧ください。
被害例2:『振り込まれない』
買取ボブは空売り行為が発覚した時点で買取依頼者に換金代金を支払うことはないとされています。
また、買取ボブが振込を行っても「夜間」「土日祝」で銀行が休みであるために、振込されないということもあるので注意。
つまり、せっかく買取を依頼しても(空売り行為を疑われて)お金が支払われないということもあるわけですね。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
被害例『返金して欲しい』で紹介したように残高がないギフト券が発行されることもあるので、買取ボブが詐欺を行っているわけではありません。空売りの横行による二次的な被害となっています。
被害例3:『換金処理が遅い』
短時間で空売り行為が増えると買取ボブの換金処理が遅くなることがあります。このことは公式サイト上でも触れられています。
2. 但し、ご新規・大口(10万円以上)・1日に複数のお申込・過去に不良の商品(エラーギフト券、使用済み・無効など有効ではないギフト券)を送信したお客様・商品数が多い(5件以上)、その他の理由によりホームページ上に記載されている時間より多くの時間がかかる場合があります。
引用買取ボブ利用規約「第5条 支払い」※赤太字部分加工
このように空売り詐欺が増えると買取にかかる時間が長くなるとされています。こちらも空売り詐欺による二次的な被害と言えるでしょう。買取に時間がかかっても詐欺ではないのでご安心ください。
まとめと被害に遭わないための対策
現在、買取ボブでは利用者による、『空売り』詐欺が横行していると説明しました。空売り詐欺に懸念した買取ボブが神経質になっているため、優良な利用者にも二次的な被害をもたらしています。
この被害には『返金して欲しい』『振込みされない』といったものがあるので利用者の間では「買取ボブが詐欺を行っている」といったウワサが流れていると言うことですね。
もし買取ボブ利用時に空売りを疑われたら、残高が使用済みになっていることをギフト券発行元に連絡し、確認が取れ次第、買取ボブにも連絡を送ります。ギフト券発行元に誤りがあったことを報告するのです。
また、このような被害の原因は「空売り」ではありますが、すべての根端は「ギフト券」です。
ギフト券の発行元がミスさえしなければこのような事態にはならないはずですよね。もしみなさんが「現金が欲しい」というだけであれば、「クレジットカード現金化サービス」を利用してみるのも手かもしれません。
このサービスではギフト券のような発行ミスのあるアイテムを利用せずに現金を調達できる新しいサービスとなっています。クレジットカードと身分証を用意しましょう。