『auウォレット』はauが提供する電子決済手段2020年5月に『auPay』にブランド名が変更され、登録者数は100万人を突破したとされています。便利なのでauユーザーであれば使っている方も多いでしょう。
しかしながら、みなさんのように使い道に困って換金したい人もいるのは確かです。
そこで今回はauウォレットの残高の換金方法を解説します。
通常であればauウォレットには「送金・払出」の機能があるので、こちらを利用すれば「auじぶん銀行」宛に払い出すことができますよね。
しかし、クレジットカードやauかんたん決済でチャージしたauウォレット残高は、「送金・払出不可残高」として扱われ、銀行に払出できません。また、払出できる残高であっても「auじぶん銀行」がなければ払出は不可能です。
まだ諦めてはいけませんよ。「買取ボブ」を利用することでこの「送金・払出不可残高」などの払出できない残高を現金化する裏ワザがあるのです。
今回はその買取ボブを利用したauウォレットの残高換金方法をわかりやすく解説していきます。
買取ボブでauウォレットの残高を現金化する方法
auウォレットの残高を現金化するためにはまず『auPAYプリペイドカード』を準備、そのプリペイドカードでギフト券を購入し、そのままギフト券買取サイト『買取ボブ』で買取を依頼、換金します。
長旅になりそうなので、ここからはその方法についてゆっくり詳しく解説します。
換金にギフト券を利用する理由は「換金率が高い(=高く売れやすい)」からだよ!利用するアイテムはなんでもいいわけではないんだ!
ステップ1:まずは『auPAY(auウォレット)プリペイドカード』を作る
単なるauウォレットのままでは残高を換金できません。
auウォレットのようなコード決済の状態だとプリペイドカードを購入できないためです。そこで利用するのが『auPAY(auウォレット)プリペイドカード』となります。もちろん入会金・年会費無料・審査ナシです。
紛らわしいが、auPAYカード(クレジットカード)とは異なるので注意。こちらは審査がいるよ!
このauPAYプリペイドカードは大手カードブランド『Mastercard』ブランドのプリペイドカードであり、Mastercardの加盟店で利用可能です。つまりクレジットカードのように利用できるというわけです。
カードのように利用できればauウォレット残高が利用できる範囲が広がります。もちろんクレジットカードとは異なり、残高はカード会社の与信ではなく、事前に支払った(プリペイド)auウォレット残高です。
このauPAYプリペイドカードを利用し『クレジットカード』代わりにしてギフト券を購入後『買取ボブ』で換金するのが目標だよ!
すでにプリペイドカードを持ってる方はステップ2に進もう。
auPAYプリペイドカードはau公式サイトで申込用のリンクからauIDログイン、申込ページで必要事項を記入の上、お届け先を記入したら数日で発行されます。
プリペイドカードが届いたら専用アプリ(iOS、Android)から「利用開始」ボタンを押すだけです。
ステップ2:プリペイドカードで『ギフト券』を購入
auPAYプリペイドカードを準備できたら注意したいのが「ギフト券買取サイト『買取ボブ』で売れる(取り扱われている)ラインナップのギフト券を購入すること」です。
auウォレットの残高はいったんギフト券残高に換えてから換金しますので、ギフト券を購入する必要がありますが、当然買取ボブで取り扱われていないギフト券を購入しても取り扱われてなければ換金できません。
買取ボブで取り扱いのあるギフト券は以下の通りです。
- Amazonギフト券
- iTunesギフト
- GooglePlayギフト
- Rakuten
- NANACO
- WebMoney
この6つのうちいずれかをauPAYプリペイドカード(auウォレット残高)で購入する必要があります。
おすすめはAmazonギフト券、iTunesギフト、GooglePlayギフトです。これらはMasterCardブランドのカード決済に対応しているギフト券ですので、auPAYプリペイドカードで購入できます。
それぞれデジタルコードだけが発行され、コンビニで販売されているPOSAカードのようにカード本体は存在しません。利用方法はコードのコピーアンドペーストだけで非常に取り扱いやすいタイプとなります。
購入先リンクは以下の通りです。
- Amazonギフト券eメールタイプ:15円~500,000円で額面を任意に指定可能
- iTunesギフト(eメールで贈る):1,000円~50,000円で額面を任意に指定可能
- GooglePlayギフトデジタルコード:1,500円、3000円、5000円、10000円、20000円の中から選択可能
上記のリンクから購入手続きを進め、必要金額(換金したいauウォレット残高)を記入後、カード決済を選択、auPAYプリペイドカードのカード番号や有効期限など必要事項を記入します。
クレジットカードの追加画面からクレジットカードを追加するのと同じ要領でauPAYプリペイドカードのカード番号や有効期限を記入していこう!
必要金額を記入して換金したいauウォレットの残高を記入しましょう。auウォレットの残高が多い場合は500,000円まで額面を任意指定できるAmazonギフト券eメールタイプがおすすめです。
購入したら発行された「デジタルコード」をコピペしておきましょう。
ステップ3:『買取ボブ』でギフト券の買取を依頼
これで最後です。買取ボブでauウォレットで購入したギフト券を換金していきます。換金の手続きは下記の記事の方がわかりやすいです。
ただし、ギフト券はタダでは換金できません。買取率があります。高い換金率で換金できてもあくまでも中古品の買取ですので、業者側の儲けが勘案されるのは仕方のないことです。
また、この買取率は「変動」しますので高くなったタイミングで換金できればギフト券をより高く売ることもできます。詳しくは以下の記事もご覧ください。
お疲れさまでした。これでauウォレットの残高をギフト券を介して換金することができましたね。
買取ボブに不安を感じているなら、現金化サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
換金率は80%程度と少し劣りますが、Amazonギフト券を購入したり、ギフト券情報を送ったりする手間もなく、着金までの時間も早いので、選択肢としてはアリだと思います!
正直、auウォレットは買取ボブで換金しない方が良いワケ3つ
auウォレットはギフト券を購入して換金することで残高を現金化することができます。しかしながら、換金しない方がお得に利用することができるでしょう。その理由を4つ解説します。
auウォレットとしての使い道がある
まず、auウォレットにはauウォレットとして魅力的な使い道がいくつもあります。
まず、ローソン、セブン、ファミリーマート、ミニストップなどで大手コンビニでの支払い(アプリ利用)に使えますのでランチや化粧品など出かけた先で余った残高を消化するのはそう難しいことではありません。
その他、松屋、すき家、なか卯、日高屋、かっぱ寿司、はま寿司、ケンタッキー、ミスド、コメダ、牛角など飲食店で利用できるのも大きな魅力です。外食を頻繁にする方であれば使い道はすぐに見つかります。
また、ドラッグストアや家電量販店で利用できるので、たまに必要な日用品や家電も購入できます。
とにかく『au』という大手キャリアだけあって、提携先は多く、使い道には困りにくいのが特徴です。
auウォレットの現金化しにくさ
まず、auウォレットは「払出・送金」といったサービスがあるものの、お金を現金に戻すことを前提としているものではありません。
さらに払出をする際も払出先の銀行は「auじぶん銀行」しか設定できません。この銀行口座を開設していなければ、払出は不可能です。
また、払出ができるのもauじぶん銀行、ポイント、auショップ、コンビニでチャージした残高に限り可能で、auかんたん決済、クレジットカードなどでチャージされた残高は扱いが異なり払出できません。
そのような扱いが異なる残高を含む場合は先ほどの方法で換金することもできますが、auPAYプリペイドカードの発行が必要でギフト券を介した複雑な換金ステップがあるなどすぐに換金するのは難しいです。
このように、auウォレットは買取ボブで換金しない方が良いワケとして、auウォレット残高を換金する「わずらわしさ」もあります。
買取ボブなどギフト券買取サイトでの『トラブル』問題
auウォレットの残高で購入したギフト券は買取ボブで換金していきますが、買取ボブのようなギフト券買取サイトでは時折トラブルが発生することがあります。
ただし、推定される換金取引の回数が数十万回であることに比べればトラブル報告はわずか数件と比較にならないほど少ないものでしょう。
しかしながら、同一の報告の内容が数件が確認できることから、何らかの原因で似たようなトラブルに巻き込まれる可能性があることは思慮に入れておくべきです。
詳しい内容は以下の記事で解説していきます。
クレジットカード現金化でも現金は調達可能
さて、auウォレットには魅力的な残高の使い道があるほか、残高の換金のしにくさがあるなど、残高を換金しない方が良いことが分かりました。
もし現金にお困りの場合はお手元のクレジットカードの支払い可能残高を現金化する『クレジットカード現金化』がおすすめです。
こちらはクレジットカードのショッピング枠残高で購入した商品を換金することで現金化するという、プリペイドカードの準備やギフト券の購入、買取ボブなどのギフト券買取サイト利用の必要がないものです。
もちろん換金するのはあくまでも「与信」なので支払った分はカード会社に返済する必要があります。ですが、翌月末・翌々月末の引き落としになりますので、返済の期限は引き延ばすことができます。
この現金化の方法には様々なものがありますが、『クレジットカード現金化サービス』を利用するものもあります。Web上で提供されるサービスで、ギフト券を購入する必要もありませんよ。
現金化サービスで現金を捻出できるよ!
まとめ
auウォレット残高換金の流れは以下の通りです。
- STEP1auPAYプリペイドカードの用意まずは『auPAY(auウォレット)プリペイドカード』を作り、auPAYアプリで利用できるように準備しておく
- STEP2ギフト券購入プリペイドカードでAmazonギフト券やiTunesコードなどのデジタルコードギフト券を購入し、控えておく
- STEP3買取ボブで買取依頼『買取ボブ』でギフト券の買取を依頼
上記3ステップで換金することができますが、実際に換金するとわかる「やりにくさ」があります。もし現金が欲しいというだけならばクレジットカード現金化も検討してみましょう。